子どもと自信


「どうすれば自信をつけさせることができるのでしょうか。」
こういう質問をされました。

Aちゃんは、小学5年生。
毎朝のように、登校しぶりが続いています。
それでも毎日学校に通っています。

先生からは、何事にも自信がない様子だと言われます。
体育を嫌がり、発表などが苦手なようです。

今では、お母さんとの間に、
週に1度は休んでいいよ、という約束ができているようです。
それで何とか学校に行けているようです。

「お母さんが変われば、子どもは変わりますよ。」
と、先生から言われます。
でも、どう変わればよいのか。
お母さんも子育ての自信を失っていきます。

ゆうき君という男の子がいました。
この子も、勉強が苦手で、運動も上手ではありませんでした。
国語の時間に、詩を書きました。
よく晴れた日でしたので、題は、「雲」としました。
ゆうき君の詩を読んで、「いい詩やな。」と言いました。
ゆうき君は、とてもいい顔をして詩を書くようになりました。

たかゆき君も、勉強が苦手、計算にとても時間がかかります。
自分の気持ちをうまく表現できず、友達とのいさかいもよくありました。
そんなたかゆき君のことを、お母さんは、
「この子は、とてもやさしい子だよ。」と言って、胸を張ります。
たかゆき君を、丸ごと受け止め、認めています。
だから、やさしく育ったのかもしれません。

何かに優れているから、自信が持てるものでもないのかも。