親が変われば、子どもは変わる ?


「親が変われば、子どもは変わる。」
よく耳にします。
でも、何度も何度も言われると、
なんだか、あなたはだめな親ですよ、と言われているような気がしませんか。

Aちゃんは、小学5年生。
「学校なんて行きたくない。」
1年生のときから、登校を渋っていました。

お母さんは、そんなAちゃんをなだめながら、学校へ送り出しました。
Aちゃんも、休まずに、学校へ通いました。

体育のある日は特に嫌がります。
行事や集会などもなども嫌がっています。
人前で話したり発表したりするのが苦手なようです。

何かにつけ自信がもてないように見えます。

4年生になり、5年生になっても、登校渋りは毎日のように続きます。
4年生までなら、帰宅後も、友達と遊ぶことができたけれど、
5年生になると、とても疲れた表情で帰ってきます。
遊びにも行かないし、遊ぶ時間もないようです。

なだめたり、諭したりするだけでは、Aちゃんは、動けません。
「週に1度だけ、休んでもいいよ。」
と言いました。

「どうしたら、Aちゃんに自信や意欲を持たせられるのだろう。」
自分自身に問いかけたり、書物を読んだり、相談したりしました。
そこで返ってきたのが、「親が変われば、子どもは変わる。」でした。

でも、どう変わればいいのか、分かりません。

子どもが学校に行きにくいとき、不登校になったとき、
親は、特に母親は、自分の育て方が悪かったのかと悩みます。
ほとんどの母親がそうです。悩まない親はいません。

私たちの親の会には、そのようなお母さんが来られます。

みんな、涙ながらに子どもの様子を語ります。
自分を責めるように、子育てを振り返ります。
子どもを追い込んだのは自分だと。