不登校理解と思考力   5.15


「何で学校へ行きたくないのか理解できない。」
「私は、学校へ行きたくないなんて思ったことがない。」
「私もそうなんです。」
学校に行きにくいAさんのお父さんと担任の先生の会話です。
久しぶりにこんな会話を聞きました。

これが、不登校に対する多くの人の感じ方なのかもしれません。

久しぶりというのは、もう、かれこれ5年も前のことでしょうか、
私が以前勤めていた小学校の職員室で、不登校の子の担任と校長が全く同じ会話をしていたからです。

不登校が社会問題化して20年、13万人を数える今日、
常に子どもと接し、子どもの教育に携わっている先生たちさへこうなのです。

また、こんなこともよく耳にします。
「なぜ、学校に行けないのか、何があったのか、ちっとも話してくれない。」
「何を考えているのか、わからない。」

多くの子は、自分がなぜ学校に行けないのか、うまく説明できません。
自分自身にもわからない場合が多いようです。


では、
自分が経験したことのないことは、理解できないことなのでしょうか。
はっきりと言葉で説明されたこと以外は、理解ができないものなのでしょうか。


想像力を働かせて見ましょう。
そして、思考力を少し使ってみましょう。
先生たちがよく言うように、
「相手の立場に立って」考えてみましょう。

きっと思いが通じるはずです。