新学期、悲喜こもごも 5.04
4月、新学期を迎えるとき、不登校の子どもたちの気持ちは複雑です。
A子さんは、中学3年生になります。
この1年間、A子さんは、いろんなことに取り組んできました。
畑を借りて、野菜作り。家族みんなが協力しました。
友達との出会い。
「ふれあい教室」への通級。
はじめは午前中でしたが、1日居られるようになりました。
新学期を迎えるAさんの気持ちはゆれていました。
3年生になったら、学校へ行ってみようかな。
修学旅行には行きたいな。
お母さんは、Aさんのそんな気持ちを汲んで、学校へ行きました。
3年生のクラスのことです。
もし、行けるようになったときのことを思って。
友達のこと、先生のことをお願いしました。
始業式の日。
Aさんは、学校へ行けませんでした。
クラス替えがありました。
親しい友達はいません。
担任の先生は、転任してきた先生でした。
Aさんの思い、お母さんの思い、家族の思いは学校には届きませんでした。
でも、Aさんは、一昨年の4月とも、昨年の4月とも違うAさんです。
さて、この1年どのようなドラマが展開されるのだろう。
お楽しみに。
つい先日、偶然にAさん一家に出会いました。
お父さんもお母さんもAさんも、みんな明るい表情でした。