どうせ、先生とは1年だけだから
               2006.5.15


「どう、今年の担任の先生は。」
「べつに。」
「「でも、毎日連絡してくれるんだろ。」
「まあ、去年のA先生よりは、電話して売れる。
「どんな話をするの。」
「学校に来いとか、どうしたら来れるかとか。」
「先生のことどんな風に思っている。」
「どうせ、先生って、1年だけのつきあいだから。」

A君は、中学2年生。4月から学校へ行こうと決意していました。
第1週目は、登校できました。
授業が本格的に始まりだした頃から、朝がしんどくなりました。
気が重くなるようです。
学校から足が遠のきました。
それでも時々学校に行きます。
先週は、2回学校に行きました。

A君の成長です。
まったく登校を拒否するのではなく、
自分で選んで学校へ行っているのですから。

昨年までとは、一味違うA君です。


週一回の、私との学習は、1度も欠かしたことがありません。
むしろ、春休みなどは、回数を増やしてと言ってくるほどでした。

A君は、学習することが嫌なのではありません。

授業の中に、居場所が見つからないのです。
「どうせ、先生とは、1年の付き合いだから。」という言葉の中に、
A君のさびしい思いを感じることが出来ます。

先生たちとの心の結びつきがとても弱いのでしょう。
自分をわかってくれる先生を求めているのでしょう。

どうしたら、A君が授業に出られるようになるか。

働きかけよりも、心の通い合いを作ることでしょう。

ここのところをわかってやって欲しい。担任の先生に。