なぜ届かない、子どもの叫び、親の願い
  大切なのは、思いを受け止めてやれること    2006.2.28


体育をいやがったG君。
体育の授業のある日は、登校を渋り出しました。

G君に、そっと聞いてみました。
「なにか、いやなことでもあるの。」

「ううん。」
と、返事するG君。

体育のある日に限って、お腹が痛くなります。
体育がいやなのがわかります。

でも、なぜいやなのかは、G君にも説明ができないようです。

親は、先生に、その様子を話ました。
G君の気持ちをわかって、接して欲しい。
嫌がるようでしたら、体育を休ませてやってください、とお願いしました。

しかし、先生からの返事は、
「このような子は、今までも見たことがありますが、親が背中を押し、がんばらせることが大事です。」
ということでした。

誰にでも、苦手なことはあります。いやなこともあります。
子どもは、それでも、がんばらなければと思っています。

でも、どんなにがんばっても、がんばろうと思っても、
そして、がんばれば、がんばるほど、
お腹が痛くなったり、吐き気がしたりするのです。

そんな時、子どもに必要なのは、がんばらすことではなくて、
その気持ちを受け止めてやることなのです。

そうすれば、G君は学校に行けただろうと思えるのです。

G君は、だんだん学校に行けなくなりました。
もう、2年が過ぎました。