不登校の子の通知表のあり方を問う 2006.3.09
子どもが学校に行かなくなると、
先生から、通知表はどうしましょうかと、聞かれます。
「学校に来ていないから、テストを受けていないから、通知表は、1か空白になります。
どちらがいいですか。」
このように言われると、とても悲しくなります。
「私たちにとっては、残酷なことに思えてなりません。」という声を聞きました。
その気持ち、よくわかります。
まったく、そのとおりだと思います。
テストを受けていないから、通知表がつけられないのは、通知表とは、テストの結果だけを書いているということです。
私の娘のときも同じように聞かれました。
私は、
「娘は学校には行っていないけれども、毎日、精一杯生きています。私なら、通知表に書くことがいっぱいあります。
でも、先生が、テストを受けていないから、通知表が書けないといわれるのなら、何も書かないで下さい。」
と、返事しました。
なぜか、学校に行っていない子の通知表は、1か空白かということになっているようです。
これは、先生たちの成績をつける基準がテストの点数だからです。
子どもの成長や発達の様子を表そうとするものではないのです。
1を付けられるなんて、まったく許し難いと、私は考えています。
通知表を付けるのは、親ではなくて、先生の仕事です。
まして、子どもが判断するものではないでしょう。
先生がどのように付けるかを判断すればいいのだと思います。
先生が、子どもとどう向き合ってきたのかが問われているのではないでしょうか。
どのように子どもと接してきたか。
その子の成長や発達課題に合わせて、どのような取り組みをしてきたのか。
そして、この間の子どもの成長をどのように評価するのか。
まさに先生の教育実践が問われているのが通知表なのです。
ですから、どのような判断で通知表を付けたかを、先生が、親と子に説明されるのが筋ではないでしょうか。
学校に行って、テストを受けた子や親には、どのように付けましょうかなどと、先生は、絶対に聞かれないでしょう。
ただ、テストを受けていないから、学校に行っていないから、1というのは納得いきません。
それでなくても、1というレッテルを貼られたら、たまったものではありません。
私は、そのように思うのですが、どうでしょう。