学年末にあたって・・・・新しい年度を迎える前に
2006.2.09
早いものです、もう2月になりました。あと1ヶ月あまりで3学期も終わります。
新しい学年が始まるときや卒業したり、進学したりする時期などは、子ども達が新しい動きをするチャンスでもあります。
もちろん、子ども達の意思が最も尊重されるべきですが。
間違いを恐れずに、敢えて、今の時期にしておいたらいいなと思うことを挙げてみました。
*卒業をする子どもの場合
・式への出席は、本人の意思を尊重すること。本人の考えを大事にしましょう。出席しなくても卒業はできます。
私の娘は、小学校生活にけじめをつけるためと言って、式にだけ出席しました。中学校のときも同様です。
亀岡市の中学校では、式に出られない子どものために、時間や日をかえて、一人ひとりの卒業式をしてくれる慣習ができているようです。
学校や先生と相談するといいでしょう。
*中学校や高校に進学する子どもの場合
・進学先の学校と連絡をとり、状況を話し、協力を依頼しておくといいかもしれません。
とりわけ、中学校に進学する場合、クラス編成や担任への希望なども、前もって伝えることが大事だと思います。
・学校が変わったら、環境が変わったら、学校へ行ってくれるかなと、期待されるかもしれませんが、子どもにとっては、重い選択ですのでこの場合も、子どもの意思を大事にしましょう。
・また、学校や環境が変わるとき、子どもの心にも変化が現れるときでもあります。
学校へ行ってみようかな、と子どもが思ったときは、そっと後押しをしてあげるといいでしょう。
(行けたら良いし、たとえ、行けなかったとしても、その気持ちを尊重してあげると良いと思います。)
私の娘は、中学校の入学式から、2〜3週間学校へ行くことができました。毎日、体の底から力を振り絞って行くというような感じでした。そのあと、学校にはいけませんでしたが、娘の 気持ちが痛いほどわかりました。いつまでも、自分の力で動き出そうとするまで待ってやろうと思いました。
*進級する子どもの場合
・担任の先生とこの1年間の子どもの成長について振り返っておくといいでしょう。
その際、大事なことは、学校へ行けたかどうかではなく、この1年間でどのように成長したかを確かめ合えればいいなと思います。(たとえ、1つでも2つでも)
また、どのような支援が効果があったのか、なかったのかも率直に話しておくことが大事かと思います。
・進級する際の学級編成や、担任の先生の希望なども伝えておくといいでしょう。
*この機会に、子どもの共通理解を
・不登校の中で、子ども達は、毎日毎日、自分に自分のことを問い掛けています。自分はどういう存在なのか、自分はどうすればいいのか、ゲームをしていても漫画を読んでいても、読
書をしていても、不安は拭いきれません。このままでいいと思っている子どもは、誰もいないでしょう。子ども達は、決してこの不安を口に出しては言いません。
そして、子ども達は、この思索の中で自分の心を成長させていっているのです。私は、そのように確信しています。
・親の思いや願望からではなく、教師としての視点からではなく、子どものありのままを受け入れることを通して、子どもを理解していく事が大事なのだと思います。
親と教師が子どもを真中にして、話し合ったらどうでしょう。そこから、親の役割、教師の役割、そして、どうすべきかが出てくるように思います。