中高一貫校のパンフレットを見て
2006.5.11
「京都府立園部高等学校附属中学校」のパンフレットが小学生の家庭に配られました。
全8ページのとても立派なものです。
写真やイラスト、グラフを多用して、学校の特色を紹介しています。
国語、社会、数学、理科、英語は20人クラスで学習します。
1日7時間の学習に加え、放課後の個別指導や土曜学習、夏季・冬季の集中講座などの学習支援。
専門のカウンセラーが配置され、生活面でのサポートも行われます。
至れり尽せりの教育条件です。
パンフレットには,次のようなことも記されていました。
Q.「クラス替えはありますか」
A.「中高一貫コースは6年間1学級ですが,授業はグループに分かれての学習があります。
また、高校から園部高校に入学してくる生徒とは一緒の学級にはなりません。」
まさに、選ばれた生徒たちのためだけに用意された教育条件なのです。
園部高等学校附属中学校の定員は40名です。
選ばれた40名の為だけに保障された教育条件なのです。
パンフレット配布は、何の為だったのでしょう。
Q.「具体的にどんな勉強をすれば入学できますか」
A.「小学校の学習内容を十分に理解しておいてください。
日頃から科学的な観点も加えて、身の回りの問題などを自ら考え判断し解決しようとする姿勢が大切であると考えています。
また、自分の考えを文章で表現できる力(漢字を含む)はとても大切です。」
特別な学校への勧誘を意味しているのでしょうが、入学できるのは40人だけです。
では、40人はどのように選ばれるのでしょう。
今年度の入学希望者は、112人でした。
選考試験が行われ、入学基準に達した「入学候補者」数は52人でした。
上位20人は無条件で入学決定です。
残り32人から、抽選で20人が入学できます。
誰でもが入学できるのではありません。
まさに、特別な学校に入学できる特別な生徒を選び出す為の入学試験が準備されているのです。
全ての小・中学校での30人学級の実現は、父母の切実な願いです。
特別な教育はいりません。
どの子にも学力と発達を保障する教育こそが必要だと思うのですが、